相談のきっかけ

相談者様は以前にご自身で障害年金の手続きを行っておりましたが、不支給となってしまっていました。
今回は自分で対応するのが困難と考え、支援を受けている相談支援専門員の方に相談をしたところ、当事務所をご紹介いただき、ご連絡をいただきました。

対　応

現在の状況や主治医の先生とのお話の内容を詳しくお伺いした上で、今回は2回目の手続きで、前回不支給となってしまっていたとのことでしたので、前回の手続きについて慎重にお話を伺いました。
ご本人は、前回手続きの内容や不支給理由が不明確であったことから、まず過去の手続き資料の開示を行い、不支給の原因を確認しました。
その後、その原因を解消できるか検討し、状況から今回の手続きでは可能性があると判断し、手続きを進めました。

前回提出書類を精査し、改めて病歴の確認や現在の日常生活状況を詳しくヒアリングし、資料としてまとめました。
そして、現在の主治医に診断書の作成を依頼し、生活状況や支援の内容、B型事業所への通所が困難であることも診断書にしっかりと反映してもらうことができました。

今回は認定の可能性は十分に見込めると思いながら、年金事務所への提出を行ったところ、審査は約2ヶ月で終了し、無事に障害基礎年金2級の認定を受けることができました。

前回不支給だった案件でしたが、不支給の原因を解消する対策を講じたことで、今回は無事に認定を受けることができました。