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過敏性腸症候群
- 地域
- 福島県
- 年齢
- 30代
- 性別
- 女性
障害の状態
強い腹痛が頻発し、日常生活もままならない状況。 吐き気や強い疲労感に悩まされ、日中の大部分を横になって安静に過ごし、起きていられる時間も安静にしている必要があり、自力での外出や就労は難しく、家族からの全面的な援助が欠かせない状態でした。
認定結果
障害基礎年金2級
受給額
- 年金額
- 約78万円
経緯と対応
相談のきっかけ
弊社のホームページをご覧頂いて通じてご連絡をいただきました。
お一人での外出が困難なため、お母様と一緒に来所しご相談をいただきました。対 応
過敏性腸症候群という病気は、腹痛が主訴であり、障害状態の不安定さや把握の難しさ、他覚所見の乏しさなどから、障害年金の受給の難度は一般的に高くなっていますので慎重に手続きを進めました。
多くのケースで、精神科への通院を併用していることから、過敏性腸症候群自体ではなく、併発する精神障害を主として手続きをするケースが多いです。
しかし、ご依頼者様の場合、医師とも相談した上で、精神症状はあるものの、障害等級を得られるほど重度ではないと判断し、過敏性腸症候群単独での手続きを行うことにしました。
診断書作成医や審査機関に日常的な腹痛の強さや頻度、腫瘍の大きさを詳細に記録するため、ご本人やご家族に協力をお願いし、毎日細かく記録をつけていただきました。
診断書の取得に至るまで、作成いただける病院が中々見つからず、診断書取得に時間を要しましたが、記録を基に丁寧に説明を病院に行うことで同意を得ることができました。
診断書作成にあたっては、障害年金の診断書を書いたことがない医師でしたので、記載すべき内容や状態を記録とともに詳しくお伝えしました。
結果的に、記録を基にして必要な情報をしっかりと診断書に反映することができました。
結果、認定はスムーズに行われ、返戻もなく、2ヶ月ほどの審査機関で障害基礎年金2級の認定を受けることができました。
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